タイムアウト東京は、日本経済新聞社の発行する『Nikkei Asia』とコラボレーションした英字情報誌『UNLOCK THE REAL JAPAN』の第6号を2022年10月24日(月)にリリースしました。
真の日本に触れる『UNLOCK THE REAL JAPAN』
『UNLOCK THE REAL JAPAN』は、アジアで活躍するビジネスリーダーに向けて、海外ではなかなか触れることのできないアップトゥデイトでリアルな日本を伝える情報誌です。毎号、旬のテーマと人にフォーカスした情報を英語で発信。国や自治体、企業の最新情報を伝える役割を担っています。
日本の脱炭素化にフォーカス
今号の第一特集は、気候危機対策と脱炭素化に注力している日本のさまざまな取り組みを紹介。巻頭ページでは、環境省地球環境審議官の小野洋氏へ、持続可能な経済に向けて日本政府がどのような計画を立てているのかについてインタビューを展開しています。また、2022年11月にエジプトで開催される「国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)」の重要性についても語られています。
COP27の日本パビリオンで展示される4つの最先端イノベーションについても掲載し、電気を使わない放射冷却技術や、燃料電池や蓄電池で走る電車など、環境に配慮した先進的な製品とソリューションを紹介しています。
続いて、エネルギージャーナリストで「日本再生エネリンク(J-REL)」代表の北村和也が、2030年の日本の再生エネルギー目標の実現可能性についてインタビューを実施。北村氏が取材を続ける岩手県久慈市における、再生可能エネルギーの地産地消を、自治体の成功事例としてレポートしています。
また、企業の取り組みとして、2050年の「ネットゼロ・エミッション」を目指す商船三井 代表取締役 副社長執行役員 田中 利明氏へのインタビューや、2026年には環境に配慮した木造商業施設としてリニューアルオープンを果たす「渋谷マルイ」、日本の衣料品チェーンの「フリークスストア」が取り組む再生可能エネルギー事業などをピックアップしています。
第二特集には、日本のサステナブルツーリズムについて、2人のキーマンが登場。新潟県で里山十帖を展開する自遊人 代表取締役の岩佐十良氏と、岩手県でとおの屋 要を営む佐々木要太郎氏が、米作りを中心に置く考え方が語られています。
環境省地球環境審議官の小野洋へのインタビュー
2030年の日本の再生エネルギー目標の実現可能性を探る切り口で、エネルギージャーナリストで「日本再生エネリンク(J-REL)」代表の北村和也氏にインタビュー
サステナブルツーリズム企業である自遊人代表取締役兼クリエーティブディレクターである岩佐十良氏へのインタビュー
制作はタイムアウト東京編集部と、ORIGINAL Inc. エディトリアル・ディレクターで英国スロージャーナリズム誌『Delayed Gratification』のエディターも務めるマーカス・ウェブ、そして、同誌エディターのロブ・オーチャードとマシュー・リーが担当。全体監修は日本経済新聞社が行いました。
UNLOCK THE REAL JAPAN 編集長
東谷彰子
ORIGINAL Inc. 取締役副社長
タイムアウト東京副代表、OPEN TOKYO編集長
幼少期はマニラで、中学高校はバンコクで過ごす。1996年に帰国し、早稲田大学教育学部英語英文学科に入学。卒業後はTOKYO FMに入社。1年間の秘書部勤務を経て、ディレクターとして多様なジャンルの番組制作を担当。2010年1月、ORIGINAL Inc.入社。タイムアウト東京コンテンツディレクターとして、取材、執筆、編集、企画営業、PRなど幅広い分野で活躍。国内外にアーティストから学者、スポーツ選手まで幅広いグローバルなネットワークを持つ。企業や省庁、自治体向けの高品質な多言語対応は高い評価を得ている。
エディトリアル・ディレクター
マーカス・ウェブ
タイムアウトのGlobal editor in chiefとして活躍。在任中の2011年に『The Slow Journalism Company』を設立。スロージャーナリズムを提唱する『Delayed Gratification』を創刊し、BBCなど数々のメディアに取り上げられる。2016年、タイムアウトを退社。2016年と2019年の2度にわたってBritish Society of Magazine EditorsのIndependent Editor of The Yearを受賞している。
『UNLOCK THE REAL JAPAN』ウェブサイトはこちら
https://ps.nikkei.com/unlock/