タイムアウト東京は、本格的なインバウンド市場の回復と2025年3月21日にアジア初上陸となる『タイムアウトマーケット大阪』がグラングリーン大阪 南館に開業することを見据え、タイムアウト東京編集部の人事を行いました。
2016年までタイムアウトロンドンでグローバル・エディトリアル・ディレクターを務め、その後、ORIGINAL Inc.のコンテンツディレクターとしてタイムアウト東京マガジンやガイドマップ、日経新聞と発行するアジアのビジネスエグゼクティブ向けの英文誌『UNLCOK THE REAL JAPAN』などの制作を担ってきたマーカス・ウェブが編集長代行に就任しました。
マーカス・ウェブは、2011年にスロージャーナリズムを提唱する雑誌「Delayed Gratification」を発行するスロージャーナリズム・カンパニーを設立し、BBC、ガーディアン、エコノミストなどのメディアから高い評価を受けています。また、英国雑誌編集者協会からIndependent Editor of The Year賞を4度(2016年、2019年、2023年、2024年)受賞するなど、英国を代表する編集者として認められています。
マーカス・ウェブのコメント:
「タイムアウト東京で新たな職務に就き、日本におけるブランドの継続的な成長を支援できることを嬉しく思います。日本やその文化の楽しさを、国内外で増え続ける読者に広める手助けをする、地元の専門ライター、写真家、ビデオグラファーで構成される私たちのチームを、これ以上誇らしく思うことはありません。2019年、タイムアウトは事業を多角化し、編集者のキュレーションをマガジンやデジタルプロダクトだけでなく、街の最高のシェフや文化体験をひとつ屋根の下に集めたタイムアウトマーケットにも広げました。大阪が最新の食の遊び場となり、タイムアウトが2025年にますます力強くなっていくことを楽しみにしています」
“I am delighted to be taking on a new role with Time Out Tokyo, and helping the brand to continue to grow in Japan. I couldn’t be more proud of our team of local, expert writers, photographers and videographers, that help to spread the joy of Japan and its culture to an ever-growing audience both nationally and internationally. In 2019 Time Out diversified our business and turned our editors’ curation not only into magazines and digital products but also Time Out Markets which bring the best chefs and cultural experiences of the city under one roof. I look forward to seeing Osaka become the latest culinary playground and to Time Out going from strength to strength in 2025.”
マーカス・ウェブ / Marcus Webb
タイムアウトのGlobal editor in chiefとして活躍。在任中の2011年に『The Slow Journalism Company』を設立。スロージャーナリズムを提唱する『Delayed Gratification』を創刊し、BBCなど数々のメディアに取り上げられる。2016年、タイムアウトを退社。2016年、2019年、2023年、2024年の4度にわたってBritish Society of Magazine EditorsのIndependent Editor of The Yearを受賞している。