伊勢神宮、祇園祭、飛騨古川など日本の伝統と循環型社会への取り組み

2023年9月11日（月）、日本経済新聞社が発行する「Nikkei Asia」とタイムアウト東京がコラボレーションした「UNLOCK THE REAL JAPAN」の第8号がリリースされました。

UNLOCK THE REAL JAPANは、アジアを含め、海外で活躍するビジネスリーダーに向け、日本の旬なテーマと人にフォーカスした、日本の最新情報を年に2回発行している英文媒体です。Nikkei Asiaに同封されるほか、国連総会期間中にはニューヨークの「The Nippon Club」で、日経が主催するサイドイベントや国内のラグジュアリーホテル、駐日外国公館でも配布が予定されています。

第8号は、9月にニューヨークの国連総会中に開催される「SDGサミット2023」に向けて、 日本企業や団体の「持続可能な開発目標（SDGs）」に関わる最新の取り組みを紹介しています。今年は、2030年の目標達成に向けた中間年に当たります。感染症や気候変動、エネルギー、食糧問題など、 複合的な課題に世界は直面しています。加速が求められる社会課題解決のために日本ができることは何か、各国首脳が集まるこのタイミングで世界に発信していきます。

伊勢神宮の神宮司庁広報室の音羽悟氏には、「式年遷宮（しきねんせんぐう）」を通して伝えられてきた日本の伝統的な循環型社会の在り方について尋ねました。資源の再利用、森林再生、防災など多様な観点から、いかに持続可能性を実践してきたかをつまびらかにしています。

美ら地球の代表取締役・山田拓氏は、飛騨古川でサステナブルツーリズムをけん引している人物です。同社が手がける「SATOYAMA EXPERIENCE」事業は、「グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会（GSTC）」の公式認証機関であるオランダのTravelife社から、持続可能な観光に関する認証「Travelife Partner」を2023年8月に取得しています。

観光客に町家での宿泊や体験を通して、飛騨の伝統的な暮らしを体感してもらうことを目的とした分散型ホテルの事例など、観光と地域コミュニティーの繁栄が持続可能な社会としてどのように結び付いているのか、ぜひお手にとってご覧ください。