持続可能な観光促進のための説明戦略を考える
「世界目線で考える。」は訪日観光マーケティング・ナイトタイムエコノミー・地域振興など様々なテーマに関してエキスパートを呼び議論を交わすトークイベントです。2019年度には日本MGMリゾーツ社による協賛を得て国内4都市で開催されます。記念すべき第1回は岩国市・周防大島編。2019年10月18日に山口県岩国市周防大島町にて開催されました。
日本MGMリゾーツ社が協賛した本シリーズのサブタイトルは「持続可能な観光促進のための説明戦略」。インバウンドを巡る昨今の世界情勢を見ると、国内の各地域における持続可能な観光開発は避けて通れない課題です。アジアはもとより、ハードルが高いと言われる欧米豪からのインバウンドを取り込むために効果的な戦略の立て方とは何か。オリジナル株式会社執行役員 シニアコンサルタントの高橋政司が、海外事例や統計資料をもとに世界目線で具体的に解説しました。
セミナーでは、世界の観光産業の現状や2010年から不安定さが続く東アジアの政治情勢、それに大きな影響を受ける日本のインバウンド観光など、様々な議題が話されました。また、より持続的な観光を展開すべきターゲットはどこかという問いかけに対して、高橋は欧米豪のマーケットとその利点を紹介。「説明戦略」をキーワードとし、従来型のプロダクトアウト観光からマーケットインテリジェンスを駆使した新しいインバウンド促進のメソッドが示されました。
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